皆さんこんにちは!自習館です。
今回は、学習習慣の確立と集中力を高め学習や作業に取り組むためのコツについてご紹介します。
「学習習慣の確立」と「集中力を高める」というこの2つは、効果的な学習には必要不可欠です!しかし、この2つを実現することが難しくお悩みの方は多いと思います…
ぜひ本記事を、皆さんの学習や作業に活かしていただけたら嬉しいです!
1.学習習慣確立
1-1.繰り返しの学習が重要!学習習慣の確立には21日間の継続が必要⁉︎
皆さんも、何かを学習しようと思って始めてみたものの、継続できずに中途半端に終わってしまったという経験が一度はあるのではないでしょうか?
学習意欲はあっても、中途半端に終わっていては学習内容を定着させることができません。
皆さんは、エビングハウスの忘却曲線をご存知ですか?
エビングハウスの忘却曲線とは、ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスが提唱した時間経過による学習記憶の定着率をグラフに表したものです。
エビングハウスの忘却曲線を参考にすると、学習してから20分後には、記憶の定着率が約6割程度、1週間では約3割、1ヶ月後にはなんと約2割にまで低下します。何事も習慣付けて、繰り返し学習することが学習記憶を定着させる上でいかに重要かがわかりますね。
では一体なぜ、私たちは勉強習慣を確立することができないのでしょうか?
それは、21日間の法則、別名、インベキュートの法則が関係していると考えられます。
21日間の法則(インベキュートの法則)とは、行動心理学で物事を21日間継続することで習慣化することができると言われている法則です。
21日間の継続は結構長いですね…
21日間継続する前に挫折してしまっている方が多いのではないでしょうか…
そこで、本章では21日間という長い期間であっても挫折せずに勉強を習慣化するために大切なことついて2つご紹介します!
1-2.学習習慣確立のコツ2選!
学習の習慣化に大切なことは、学習する場所、時間を決めることが第一歩です。
つまり、毎日決まった場所、時間に学習することが重要ということです。
①学習する場所を決める
まずは学習する場所を決めておきましょう。
学習する場所を常に一定にすることで、心理的に「ここは勉強する場所」という認識が強化され習慣化されやすくなります!
特に、私生活のスペースと分けることでより「ここは勉強する場所」という意識が強くなりますよ!
②決まった時間に学習する
毎日決まった時間に学習することも重要です。
私たちは知らず知らずのうちに日々のルーティンがあります。
例えば、朝起きたらまず顔を洗い、歯を磨き、朝ごはんを食べるといったように日々の生活の中で当たり前の行動になっていることがありますね。
勉強もこれらと同じように日々のルーティーンにしてしまうことで、当たり前に学習する時間を確保することができ理想的です!
まずは、自分の生活リズムに合わせて、勉強の開始時間を決めて毎日のルーティーンになるように意識してみましょう!
特に、朝の学習は効果的だと言われているためおすすめです。
脳科学者の茂木健一郎氏によると、起床後3時間は脳が最も効果的に働く「ゴールデンタイム」だそうです!
例えば、いつもの起床時間より1時間早めに起床する習慣をつけ、学習する時間を作ることで、ゴールデンタイムを活用した効果的な学習をすることができますね!
と言っても、始めからこのように習慣化することは難しいですね…
そのような方は、「応援してくれる人」を身近につくりましょう!
何事においても、自分を応援してくれる誰かがいると、自然とやる気が出てくるということはありませんか?
勉強も同じで、くじけそうになった時や、やる気が無くなってしまった時に自分のことを応援してくれる人がいると、自然とまた頑張ってみようという気持ちになるものです!
そのため、時には家族や友人の力もかりながら学習に取り組むことも効果的です!
学習目標を宣言することで、家族や友人は皆さんの学習習慣の確立を見守ってくれるでしょう!
以上2つが、学習習慣の確立のコツです。
日々の学習の中で少しずつこれらを意識して実践することが、学習習慣の確立に繋がります!
しかし、これらを実践したからといってすぐに学習習慣が身に付くわけではありません!
やはり根気強く、達成できるように日々積み重ねていくことが重要ですよ!
2. 集中して学習に取り組むコツ3選!
集中して学習に取り組むことができないと、必要以上の時間がかかってしまったり、内容が頭に入らないということも…
そこで今回は、集中力を高めて学習に取り組む3つのコツをご紹介します!
①メリハリをつけて学習する
集中して学習に取り組むためには、メリハリが重要です!
なんと!大人でも、90分が集中力の続く限界だと言われています。
そのため、適度に休憩を挟みながらメリハリをつけ学習を進めることが重要です!
例えば、タイマーを使用し休憩時間を管理することで、休憩時間を長く取りすぎてしまう可能性を防ぎながらメリハリをつけて学習することができますよ!
また、「ポモドーロテクニック」を活用することも効果的です。
ポモドーロテクニックとは、集中して学習に取り組む25分間、休憩5分間をサイクルとし学習する方法です。集中力を維持しながら生産性を高める方法とされています!
一度のサイクルが短いため負担にならずに学習に取り組みやすいのが特徴です!
②インターリーブ学習法
インターリーブ学習法とは、ひとつのことを学習する際に関連性のある別のことを挟み学習する方法です。
例えば、英単語をずっと学習するのでなく、その合間に文法やリスニングの学習を挟む学習方法です。
このように異なる学習を混ぜながら学習に取り組むことで、脳が退屈しないというメリットがあります!
変化をつけながら学習することで、気持を切り替えながら学習に取り組むことができるため飽きることなく集中して学習に取り組むことができると言われています。
このインターリーブ学習法を実践する際には、あらかじめそれぞれの学習時間を設定しておくと良いでしょう。
例えば、英単語を15分学習したら、文法を20分、その後にリスニングを10分などとあらかじめ時間設定しておくことでバランスよく学習することができますね!
インターリーブ学習法の注意点としては、何かしら関連性のある学習を交互に行う必要がある点です。
例えば、科学の学習に歴史の学習を挟んでも意味がありませんので、注意しましょう!
③学習環境を整える
勉強に集中することができない要因として、身の回りが学習に最適な環境でないことが挙げられます。
まず簡単に始められることとしては、勉強に必要ないものは、なるべく机の上に置かないようにすること、勉強に必要な参考書などを取りやすい位置においておくこと、室内の温度、照明の明るさなどを調節することなどが挙げられますね!
学習に最適な環境作りについてはこちらの記事で詳しくご紹介していますので、併せてお読みください!
https://docs.google.com/document/d/1O3fqDeiXPyTmfjEm4fF4FvcjAzW8h-dQiwRefE58edo/edit?usp=sharing
以上3つが、集中して学習に取り組むためのコツです。
一つのちょっとした工夫次第で、集中力を高めることは可能です!
これらを参考にご自身にあった、集中力を高めるコツを見つけてみてくださいね!
3. まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、学習に取り組む上で重要なこととして、学習習慣の確立と集中力を取り上げ、それぞれに最適なコツをご紹介しました!
先ほどまでの内容を踏まえると、学習習慣の確立と集中して学習に取り組むことを両立するには、「学習に最適な環境」が重要であると言えますね!
自習館なら、最適な環境で学びに没頭することができます!自習館は6時~23時まで年中無休でオープンしています。鎌取駅・我孫子駅から徒歩1分で通いやすく、学習習慣の確立にぜひ自習館を活用してみてはいかがでしょうか。見学・体験は無料ですので、まずはお気軽にお問合せください!
次回の記事では。学習に最適な環境の整え方についてご紹介します!
最後まで、お読みいただきありがとうございました。次回の記事もお楽しみに!